3回目の「なごや七福神めぐり」を実施しました。
七福神は日本独自のもので、室町時代に絵の題材にされたのが誕生のきっかけ
と言われています。
最初は、恵比寿、大黒天の2人だけで、その後に他の5人が追加され縁起の良い
7人になったそうです。
7人にはそれぞれいろいろな力を持っているため、七福神をお参りすればどんな
願いでも叶うというわけですね。
名古屋のこの霊場巡りは昭和62年に創設されたもので、寶印帳にご朱印を押して
7箇所巡るスタイルになっています。
これが寶印帳、どこのお寺でも買えます。(1000円)
ちなみに、ご朱印は1カ所100円。
7カ所×7回の巡拝で大願成就となり記念品がもらえるそうです。
ちなみに、新年(1月1日〜31日)には「なごや七福神まつり」が開催され
7カ所巡拝すると記念品が頂けるそうです。
さらに、この時に7回目の巡拝を終えると正月特別限定の記念品もあるとか。
しかし、自転車では寒すぎる時期ですよね。(^_^;
まずは、七福神のリストから。
・恵比寿 :笠寺観音 笠覆寺(南区笠寺町)
・弁財天 :宝生院 弁天寺(港区多賀良)
・大黒天 :如意山 宝珠院(中川区中郷)
・布袋尊 :大須観音 宝生院(中区大須)
・毘沙門天 :袋町お聖天 福生院(中区錦)
・福禄寿 :成田山 萬福院(中区栄)
・寿老人 :八事山 興正寺(昭和区八事)
前置きはこれくらいにして、いよいよスタート。
スタートは恵比寿の笠寺観音。
ここは節分の豆まきで有名ですね。
本堂横の護摩堂内に一木造りの恵比寿さんが
本堂全景、護摩堂は本堂の右横に
本堂の隣には玉照姫・藤原兼平公夫妻を祭っており
ここは縁結びの祈願に訪れる人がいるようです。
次は、弁財天の弁天寺。
ここは、琵琶湖の竹生島神社の別院。
いつも琵琶湖の周りを走るときに見えるあの島です。
弁天様とも呼ばれ親しまれている弁財天。
8本の手に宝具を持つことから、音楽や芸能の神様として信奉されています。
弁財天は本堂内に
ちゃんと竹生島名古屋別院となっていますね
弁天寺の全景
椿がとっても綺麗でした
さて、3箇所目は大黒天の宝珠院。
ここの大黒天は、本堂内右側にあるのですが、見事な一刀彫りです。
亀の上に七福神が彫ってある円形の玉がくるくる回ります。
本堂の全景
4番目は、布袋尊の大須観音。
昔は寂れた商店街でしたが、今や若者の街となった大須。
そのシンボル的な存在です。
大須観音は岐阜県羽島市で創建され、徳川家康によって移されたと言われて
います。
布袋尊、なんだかお洒落です
本堂に続く階段
今日は骨董市で賑わっていました
5カ所目は、毘沙門天の福生院。
場所は、中区錦3丁目。
伏見に限りなく近い場所ですが、飲み屋街の一画に突然現れます。
毘沙門天はこの中に祀られています。
あまりよく見えないのが残念。
中央が本堂。その左手に六角堂が。
手水場の竜(ドラゴン)
六角堂には十二支の守護が祀られています。
辰年と巳年は普賢菩薩。
6カ所目は、福禄寿の萬福院。
ここは犬山の成田山の別院でもあります。
今日も自動車のご祈祷に訪れる人が沢山いました。
福禄寿は、幸福/財産/長寿の3つを具現化した姿。
本堂の右手にある弘法堂の中に祀られています。
頭がでっかいのが特長です。
手水場にある竜(ドラゴン)
100m道路から見える萬福院
成田山の文字が
最後は、寿老人の興正寺。
ここは木造の五重塔がシンボルです。
寿老人は本堂内の右手に祀られています。
本堂全景
シンボルの五重塔
ここで7カ所の巡拝完了。
寶印帳に1巡したスタンプを押してもらいます。
これで3回目、満願成就まであと4回です。
そして、スタート地点の笠寺公園に戻ります。
その途中で、きんさん像を探してみました。
南区の久野接骨院を発見。
路地から入ったところなので、とても判りづらかったですが、なんとか
辿り着きました。
最後は、きんさん桜とぎんさん桜が移植された笠寺公園へ。
公園の東端にこんな石碑が。
その両脇には、きんさん桜と
ぎんさん桜が植えられています。
本日の走行ルート。
笠寺公園を起点としています。
距離は約42kmでしたが、八事の辺りは坂道が多くて一汗かいちゃいました。
PicasaWebアルバムで公開している写真はこちらです。
笠寺公園の頂上には、見晴台考古資料館があります。
0 コメント:
コメントを投稿