来期のドラゴンズのコーチに、OBである平野謙さんが帰ってきます。
中日−西武−ロッテ、と渡り歩いた平野さん。
田尾選手、平野選手の1・2番コンビには華がありましたね。
西武にトレードされた後も活躍し、西武の黄金期の一人でもあります。
平野さんで思い出すのは、82年に行われた西武ライオンズとの日本
シリーズ第5戦ですね。当時は背番号57。
あの伝説の「石ころ事件」です。
平野選手が打った打球は、田淵一塁手の脇を抜け長打コースに!
と思った瞬間です。
なんと、打球は塁審の村田さんの足に当たり、ボールは山崎二塁手の
所へ。
一塁ランナーとして三塁を回りホームを狙っていた田尾選手は、戻り
きれずタッチアウト。
先制点のチャンスを逃したばかりか、この試合を落としてしまい2勝
3敗となってしまいました。
結局、このプレーが転機になり日本一を逃してしまいました。
村田塁審の緩慢な動きが、シリーズの流れを変えてしまった訳です。
野球規則では、審判は石ころと同じ扱いになると書かれていますので
何とも切ないプレーになってしまいました。
これが、伝説の「石ころ事件」です。
平野選手は、どちらかと言えば守備の人でした。
ドラゴンズ時代にも2回ほどゴールデングラブを受賞しています。
特に肩が強く、捕殺プレーはお見事でした。
どんな若手を育ててくれるか、今から楽しみです。
平野選手の応援歌
原曲:狼少年ケン
歌詞:俊足だ Go行くぞ 走れ走れ平野謙
狙いは一つだ盗塁王 ホームを駆け抜けろ
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